今年(2022年)の当院治療成績

本日は当院の仕事納めであり、今年の治療成績をまとめてみました
妊娠継続率は今年(2022年)が40.6%と前年(38.9%)・前々年(36.6%)に比べて高くなっています(図1)
今年から保険診療が開始となり、不妊治療の質が落ちると危惧する声もありましたが、結果としてそのような心配は全くなかった、ということが当院実績で証明することが出来ました
同時に、妊娠・卒業患者数は前年(438人)、前々年(453人)に比べて、今年は671人と格段に増やすことが出来ました(図2)
我々不妊治療施設の目的は、一人でも多くの患者さんが妊娠して、当院を卒業されることです
そういう意味では、今年はとても成果のある一年であったと言えるのではないかと思います
来年も同様に高い成績を残せるよう、職員一同頑張りたいと思いますので、皆様よろしくお願い申し上げます

 

不妊治療薬の不足状況について

最近、不妊治療薬(注射型の排卵誘発剤や黄体ホルモン剤)が相次いで出荷調整・制限となっています

原因として、保険開始による治療患者数の急激な増加の他に、新型コロナやウクライナ情勢も関与していると言われています

そのため、高刺激治療を行なっているクリニックでは、患者さんあたりの薬使用量が多いために供給量が追いつかず、治療延期や中断をお願いしていると聞きます

当院では低刺激法と小卵胞採卵を組み合わせて治療を行なっているため、薬剤の現保有量は安定していますので、どうぞご安心ください

2022年の秋

寒い季節になってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

久しぶりにブログ更新します

今年は忙しくて遠方まで出掛けられませんでしたが、都心の庭園でもきれいな紅葉を楽しむことができました

ページTOPへ