不妊治療薬の不足状況について

最近、不妊治療薬(注射型の排卵誘発剤や黄体ホルモン剤)が相次いで出荷調整・制限となっています

原因として、保険開始による治療患者数の急激な増加の他に、新型コロナやウクライナ情勢も関与していると言われています

そのため、高刺激治療を行なっているクリニックでは、患者さんあたりの薬使用量が多いために供給量が追いつかず、治療延期や中断をお願いしていると聞きます

当院では低刺激法と小卵胞採卵を組み合わせて治療を行なっているため、薬剤の現保有量は安定していますので、どうぞご安心ください

保険での不妊治療を希望されている患者様へ

新橋夢クリニック院長の瀬川です。

2022年4月から不妊治療の保険適用が始まりました。保険での体外受精は以前に比べて圧倒的に安価であり、患者さんにとって革命的な出来事になりました。当院でも保険開始より多くの患者さまが来院されております。一方、保険での不妊治療は医療の質が低下するのではないかとの不安を言われる患者様も時々おられます。

当院での不妊治療は、保険開始以前とほぼ変わらない治療法で行っています。今月(7月)の妊娠・卒業患者数も、以前より大幅増のペースとなっており、むしろ治療成績の上昇が見込まれております。

当院としては保険で不妊治療を希望する患者様には、積極的に保険診療による治療を勧めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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